今年買ったギターの話

この記事は、はんドンクラブ Advent Calendar 2024の14日目の記事です。

皆様こんにちは、トラン(@transpher@handon.club)と申します。普段はあまりにも筆不精なのでこの手の企画に参加したことがないのですが、「たまには何か書いてみるのも悪くない」と思い筆を執ってみることにしました。

さて、私事なんですが去年の頭に新しい趣味としてギターを始めました。とはいえバンドを組んだわけでもなければ披露する場があるわけでもなく、練習する時としない時の差が激しく上達もゆっくりだと思います1。そのくせギターは既に3本所持しています、不思議ですね2。今回はその3本のうち、今年買った1本について掘り下げていくことにしましょう。

どんなギター買ったん?

Epiphone の 1959 ES-355 というエレキギターを買いました。8月に大阪梅田の三木楽器にて。

見た目がかっこよい……ヘッドの装飾や金色のパーツもさることながら、何よりボディのマットな赤がたまりません、これで購入を決めたと言っても過言ではないレベル。

何故このギター?

実のところ、元々持っていた2本のギターにあまり不満はなく、ギターを増やそうとは1年以上考えていませんでした。買うきっかけとなったのは6月に観た『数分間のエールを』という映画3

この映画の登場キャラのひとりがメインで使用しているギターが Gibson の ES-335 という設定なんですね。映画を観てからずっと「ES-335……気になっちゃう気になっちゃう……」となってしまい、何やかんやあって購入に至ったというわけです。要するに『けいおん!』でレスポールを買ったとか『ぼっち・ざ・ろっく!』でパシフィカを買った4とかそういうのと同じです。

「……いや、メーカーも品番もさっき書いてたのと違うやん?」と思った方、その通りでございます。Epiphoneはざっくり言うとGibsonのギターの廉価版を作っているところで、同じES-335というモデルでもGibsonだと軽く30万円以上するのがEpiphoneだと8万円前後で入手できてしまいます。もうずっと何年十何年とギターを弾き続けているとか音楽で飯を食っているとかそういった人ならともかく、去年ギターを始めたばかりでそれが続くかも分からない人間にはギター1本に30万円はとてもじゃないですが出せません。そんな人でもEpiphoneのギターなら相対的に財布にやさしいというわけです。

そういうわけでEpiphoneのES-335を手に入れようと思い、いろいろ調べていたところ見つけたのが1959 ES-355でした。335ではなく355です。簡単に言うと335のグレードアップ版ですね。当然各所の木材やパーツ類により良いものが使われているのですが、個人的に一番良いと思った違いはボディの仕上げ。335はグロスフィニッシュ、つまり表面がテカテカしている仕上げとなっています。一方355のほうはつや消しの仕上がり5となっており、自分にとってはここが刺さりポイントとなりました。元々持っていた2本のギターも両方サテンフィニッシュですからね。

ちなみに1959 ES-355の値段ですが18万円でした。いや倍以上やないかい!

おわりに

本当は何か弾いてる様子を録って動画上げたりしようと思ってたんですが記事書くのに精一杯で時間足りませんでした、動画はまた機会があればということで……。とはいえ一応当日中に記事は上げられそうでよかったよかった。


  1. 特に何かしらゲームにハマっている時期は顕著に練習しなくなりがち。直近では11月頭からAC6に1ヶ月近く費やした後、現在はSEKIROをプレイ中 ↩︎
  2. ついでに言えばベースも1本所持。しばらく触ってないのだが…… ↩︎
  3. 映画自体も個人的にはかなり良いものだと感じた。記憶にある限りでは「劇場へ複数回観に行った初めての映画」となった ↩︎
  4. ちなみに自分の1本目のギターもパシフィカだったのだが、「とりあえずヤマハは安定やろ~」とポチった後に『ぼざろ』でも取り上げられていることを知ったと記憶している。断じて『ぼざろ』の影響でパシフィカを買ったわけではない(だからなんやねんという話) ↩︎
  5. 公式では「VOS (Vintage Original Sheen)」という名前で呼ばれていた。普通のサテンフィニッシュとはまた違うらしい?知らんけど ↩︎
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