きっかけ
言うまでもないがにじさんじコラボが契機である。
コラボの発表があった少し後の5月だか6月だかのある日、友人宅でウィクロス会をやると聞いたのでお邪魔させてもらい、観戦したりデッキ借りて少しルールをかじってみたりした。その数日後には構築済みデッキを3種買ったものの、結局それらには全然触ることなく8月末を迎える。
8/31、にじさんじバトルセット(構築済みデッキ)およびアンリアリスティック(ブースター)が発売。自分は前者1つと後者1ボックスをAmazonで予約しており、翌日の9/1に受け取った。丁度その日は先述の友人宅でまたウィクロス会をやるということで、どちらも未開封で持って行き、他の人たちが対戦しているのを横目に開封を行い、そこから本格的に始めることとなった。
組んだデッキ
にじさんじ起点で始めたのだからにじさんじデッキを組んだのかと言われるとそういうわけでもなく、ナナシデッキを組むに至っている。理由としてはいくつかあり、ブースターを剥いたときに「ナナシ 其ノ四ノ報(SECRET)」が出てきたこと、アンリアリスティックと同時に出たブラックナナシ(構築済みデッキ)収録の「ナナシ 其ノ無」が眼鏡をかけていること、またアンリアリスティック収録の黒シグニに眼鏡っ娘が多いこと、といったあたりが決め手となっている。にじさんじの推しはメインが瀬戸美夜子であり、その瀬戸美夜子は「サーバント D」としての収録であるため別にデッキを限定する必要がないというのも都合が良かった。
にじさんじデッキも組むには組んでもらったのだが、今のところ一度も実践投入できていない……。
所感など
始めて1週間ほどだが、このゲーム思ったよりルールが複雑というか、やることが多くて大変だというのを実感している。先週の平日にDiscord繋いでオンラインで対戦することが何度かあったが、ルールやカードの効果が分かってないこともあって1戦に1時間程度は平気でかかっていた。
週末9/7は近所(徒歩30分)のカードショップでアンリアリスティックのリリパがあるということで、ナナシのデッキケース欲しさに特攻をキメたのだが、1戦30分という制限時間があったため焦ってしまい、ひたすらにプレミの鬼と化してしまった……。しかしながら、自分がよく分かっていなかったルールであったりカードの動かし方であったりと、他のナナシ使いのプレイングを見て気づく点はあったのでそこは収穫と言える。
メモ
- シグニの[アタックフェイズ]起動能力は対戦相手のターンでも使うことができる。タイミングはアーツ使用可能タイミングと同じ。対戦相手のザ・ロウを自分のアタックフェイズの始めに除去しておかないと逆にこちらのシグニを燃やされたりする(した)。
- 同様に、自動能力も対戦相手のターンでも条件を満たせば発動する。相手のターンのアタックフェイズにアーツを使って場に出したライズ持ちのシグニに対し、ナナシLv4のターン1能力により下敷きを敷くことができる。
- 「シグニ1体のパワーを0にする」という能力は実質的に除去だが、対象のシグニが別の効果によりパワーにプラス補正がかかっている場合はその補正分が適用されるため即座に除去されない。例えば、アルベルを下敷きにした<ウェポン>に対しゲンダの能力を使った場合、アルベルの効果による+2000が効いているためその<ウェポン>のパワーは2000となる(他の補正が無い場合)。
- このあたりはゲンダのFAQにも書かれていた話。挙げた例は他プレイヤーの対戦を観戦していた中で実際に起こっていた場面である。
- 同じような効果を持つ能力であれば、「このシグニがアタックしたとき~」よりも「あなたのアタックフェイズ開始時~」のほうが有利。後者であればアタックフェイズの最初に相手に押しつけることができる一方、前者は相手のアーツ使用タイミングでそのシグニをバニッシュされたりアタックできない状態にされたりして能力の使用自体を封じられる可能性が高いため。
- その代わり、「アタックしたとき~」の能力のほうが基本的には強いことが多い(という感触がある)。このため、いかにアタック時能力で相手にプレッシャーを与えてアーツを吐かせるか、かつその上で攻めを継続できるようにするか、あたりも戦略として考慮に入れる必要がある。
- 対戦の後半に「エナコストを払う手段」を用意しておかないと、エナゾーンのカードをトラッシュに送ることができずに詰んだりする。とりわけ黒の場合はトラッシュ利用の手段が多いため、ある場面において使いたいカードがエナゾーンにあるよりはトラッシュに置いてあるほうが使える余地があるということになる。またその観点からいくと、ザ・ロウの持つ回収能力は1コスト払う必要があるため実質的にエナゾーンからのカード回収と見ることもできる。
その他、思いついたり思い出したりしたら何か追記するかもしれないし書かないかもしれない。また、ルール的に間違っている部分があれば何らかの方法で指摘してほしい。